漆塗りの修理は最低1ヶ月で仕上がり、ご使用は仕上がり後最低3ヶ月以降でお願いします。

漆塗りの修理期間は、最低でも1ヶ月かかります。

たまにですが、「えっ、そんなにかかるの!?」って言われることもありますが、実際かかってしまうんです。

逆に、1ヶ月はまだすごく早い方で、2、3ヶ月は当たり前、半年、1年くらいかかるものも・・・

 

まず、塗る前の作業が大変で、塗替えする場合は、表面を研いだり、そぎ落としたり、ヒビを埋めたり、平らにしたり、などこの工程がとても重要で、しっかりしておかないと、上塗りの工程でいくら頑張っても駄目なのです。

 

塗りの工程も、乾かしながら何度かに分けて塗っていくため、とにかく急ぐことはできません。

漆を乾かすためにはある程度の温度と湿度が必要で、乾き方も季節によって(日によって)全然違うのです。

 

ですので、もし漆塗りを急ぎで修理したいといわれる場合は、お断りするしかないと思います。

 

万一、早く仕上がっても、漆が本当に乾くまではご使用にならないのが一番なのです。

最低3ヶ月、理想は半年~1年寝かせておくと、漆も乾き、特有の臭いも消え、美しい艶も出て、傷がつきにくい丈夫な製品になります。

 

自分が気に入って使う物は、永く大切に使いたいものです。