重箱の蒔絵をアレンジしました。

ご覧になればおわかりかと思いますが、左が修理前、右が修理後です。

今回は蒔絵を生かすことが難しかったため、すべて塗り直しを施し、蒔絵を描き直しました。

 

左の修理前の重箱ですが、一段目の菊の柄がきれてしまっています。これは元々二段目があったのですが、現在は三段しか残ってないということでした。

 

どうせ描き直すのであれば、絵を少しアレンジして三段でも二段でも一段でも使えるようにしてほしいというご希望から蒔絵師さんに考えて描いてもらったのが右のような絵柄です。

基本、同じようなパーツですが、違っているのは、一段目の菊の柄を少し上にあげてフタの側面にも続き柄を入れることによってバランスをとってもらいました。

こうすることで、三段でも一段でも使うことができます。

二段で使う場合は、重箱の二段目と三段目を使い、もう一枚のフタをかぶせます。

 

四面に絵柄の入った豪華な重箱に仕上がりました。

 

 

この重箱に関しましては修理例を掲載しております。よろしければご覧ください。

⇒ 木製重箱 修理例4