「ひび塗り」という塗りの技術

ひび塗り
ひび塗り

先週の水曜日、暑さも過ぎて少し涼しくなったのはいいのですが、雨の降り方が時折ひどかった日のことでした。

大雨の中、遠く淡路島からお客様にお越しいただきました。

 

ご夫婦で福井まで車で来られたのですが、こんな田舎のしかも店舗もない弊社までわざわざお越しいただき恐縮です。

 

伺ったところによると、ネットで漆器の修理をしてくれるところを探しておられたようで、いろいろご覧になってこのホームページの修理例やブログなどで判断して修理品を持って行こうと思ってくださったそうです。

 

 

まだまだ修理例の掲載が追いついていないのですが、このお言葉を励みに頑張らなくては!と思いました。そして、このブログも少しでも更新して漆器修理のことを発信しなくてはいけないなと感じています。

 

 

 

さて冒頭の写真はお客様がもってきてくださったお盆の一部分ですが、表面の塗りがきれいにひび割れたような風合いになっています。

 

ちょっと変わった「ひび塗り」というものだそうです。なかなか見られない塗りなのでとても貴重です。こちらの職人さんにも見てもらったのですが、きれいな「ひび」の模様に感心しておりました。

 

ネットで調べると、

漆塗りの技法の一。漆の乾燥過程で卵白を塗り、漆面に細かいひびを浮き出させる塗り方。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/186795/m0u/ 

 

 

果たして、今現在この「ひび塗り」をする(技術を持っている)職人さんがいるのでしょうか?

 

漆器の修理に携わっていると、珍しい塗りや蒔絵などを見ることができるのが嬉しいです。