寺院で使う精進料理の器(八十椀)の修理

岡山県 寺院様

 

寺院で使われる精進料理の八十椀(八重椀とも云う)の修理の御依頼をいただいた例です。木製漆塗りの器でしたので、手塗り漆で仕上げました。

修理前

長い年月を経て、漆が痩せて木目がみえています。ところどころ漆も剥げて、渕の部分がガタガタになっているものもありました。

 

凹凸のある部分はコクソで平らにし、漆の下塗り・上塗りを経て仕上げました。

 

 


修理後

八重椀修理後
八重椀修理後

木製の変形は直りませんが、漆で塗り替えることで新品同様になりました。

漆の黒のつやが美しいです。

 

 


今回の修理期間

 約3ヶ月 場合によっては半年ほどかかります。


修理費用の目安

☑ 1つにつき3,600円~4,000円


備考

精進料理の器は種類もたくさんありますので、ご予算に合わせて修理の御依頼をいただきました。

 

漆塗りですので、半年から1年くらいはそのままで保管していただくのが理想です。半年後には漆特有の臭いも気にならなくなり、完全に乾いて丈夫な器になります。

 

御依頼ありがとうございました。