取れてしまったお重の脚と漆塗りの修理事例

神奈川県 T様よりご依頼いただいたお重の修理事例の紹介です。

お重の脚一つが取れてなくなってしまったということで、同じような脚を作ってもらうことはできないかというご相談でした。

他にも漆の剥がれが見られ、部分の漆塗り修理で提案させていただきました。

 

 

木製の四段重
木製の四段重

シンプルながら、とても素敵な四段のお重箱です。

フタの表に変色が見られますが、蒔絵が描かれていることと目立った剥がれがないという理由で、ヒビが少し見られた部分以外は触りませんでした。

お重の一つの脚部分が取れてしまっており、取れた脚はなくなってしまったということでした。

 

 

いつもお願いしている職人に相談したところ、以前作った同じような脚が残っていたので、高さやサイズなど微調整して接着してもらうことにしました。

 

 

脚を接着

↑接着した脚

脚を接着し、漆塗り完成

↑ 接着した後、漆塗りを施して、塗り直しが完成しました。

 

 

他のお重の底の部分も上の写真のような状態(漆が剥がれて白木地が見えている)でしたので、底の部分を全部塗り直しました。

 

 

お重の底の漆塗り直し完成

表面の蒔絵は残しましたので、ほとんど触っていません。

 

 

 

■今回の修理費用の目安

約20,000円

 

 

■今回の修理期間

約3ヶ月