乾燥が気になる時の漆器の保管

今年の冬の関東地方は、より一層乾燥しており、木のテーブルにヒビが入って修理の問い合わせが多いというようなテレビの情報番組をたまたま観ました。

こちら福井でさえ、今年の冬は雪が少ないため、例年から比べると乾燥しているのだと思います。

 

 

乾燥は、木製の漆器にも影響する

関東地方の冬の乾燥は、以前3年程住んでいた私も経験しています。

加湿器が必需品のような感じでした。

湿度多めの福井と比べると、全然違うな~と身をもって実感したものです。

 

人間の肌が乾燥するように、天然の木も、水分が足りないとヒビというトラブルが生まれるのでしょう。

 

木で作られた漆器も同様です。

例えば、引っ越して環境が全く違うところに住むようになったら、重箱にヒビが入ったというお問い合わせをいただいたことがあります。

適度な湿度が必要だということが分かります。

 

 

普段の漆器の保管場所は?

必ず避けてほしいのは、

・直射日光の当たらないところ

・極端に乾燥しているところ

 

極端に乾燥しているって、あまり思いつきませんが、いわゆる今年の冬のような気候だと少し気を付けたほうがいいかもしれませんね。

 

漆器を乾燥から守る方法

それでは、漆器を乾燥から守るためには、どのような対策が考えられるでしょう。

漆器が置いてあるお部屋に加湿器を置くという方法も一つです。

 

土壁の上に漆喰などが塗られた蔵があるというご家庭は蔵に保管しておくと良いと思います。

(あまり現実的ではありませんね。)

 

一番お金のかからない方法として、

コップに水を入れて、漆器の近くに置く

という方法もあります。

これは、私たちが実践しています。

 

ただし、近頃頻繁に起きる地震のことを考えると、ちょっと心配ですね。

 

他には、濡らしたタオルを容器などに入れて置き、毎日交換するといった方法はどうでしょうか。

 

 

乾燥しているな、と思ったら、一度お試しください。