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梅雨の時期と漆

湿気がすごくて、身体がだるいと感じることも多い梅雨の時期

人間だったら大抵うっとうしいと感じる湿気ですが、漆は湿度がないと乾きません。

 

 

 

漆の乾燥は温度と湿度が大事で、温度は20℃~25℃くらい、湿度は70%~80%が良いとされています。

寒すぎても乾かない(または乾きにくい)、湿度が低いと乾かない(または乾きにくい)

温度が高く、湿度が高いと乾きが早すぎて縮ったり、色が黒っぽくなったり

まさに天然の素材ならではのわがままっぷりで、だからこそ漆って面白いなぁと思います。

 

職人は、季節によって比較的早く乾く漆とゆっくり乾く漆を時には使い分けて作業をします。

これはいままでにいろんな失敗を経た長年の経験によるものです。

せっかく上塗りまで仕上げても、漆が縮ってまたやり直しということは、いくらでもあるんだと思います。

梅雨から夏と寒い冬の時期は漆の乾燥の管理が大変というのは、人間の体調管理にも似ているなと思ってしまいました。

 

 

写真は、今年の5月の連休明けくらいに撮った漆の木

青々としています。確か植えてから5年~7年くらい経っていると聞いたような・・・定かではありませんが。

 

 

 

 

近くで見ると、小さい丸い実のようなものがたくさん見られました。

これから花が咲くのかもしれないなと思いながらも、あれから見に行ってないので、いまの梅雨の季節はどんな感じなんだろうな・・・